2025年 3月6日(木)  
ツグミ…春を引く鳥

雪がちらつく天気が続き、久し振りに、雨と雪の合間を縫って、森
と野島に出かけました。何せ歩かないと体力がすぐ落ちてしまい
ます。
自宅周りでは、シジュウカラが「春だ・春だ」と騒ぎだしました。


森では、春のトップランナー、ネコヤナギが芽を出し始めました。


森では、鳥の出が少なく、アオジ君にお会いしました。衣替えも終
わり、故郷へ帰る体力をつけています。
本日ウグイスの囀りを初めて聞きました。先週ぐらいに初鳴きをし
ていると思います。


森から野島へ転身。カモもかなり減って来ています。かなりの
水鳥が北帰行を始めています。
いつもの、左足を使えないイソシシギさんが登場。元気です。


野島水路で、春の到来を告げる鳥・というか冬を連れて帰り、春
を呼び込むのは、このツグミ君であります。


カモとカイツブリ達は、早ければ1月頃より北帰行を始めます。
歯が抜けるように数が減り、5月までに全ていなくなります。


野島での、春告鳥は、多分ウグイスだと思うのですが、私はどちら
かというと北帰行を始めるツグミを春告鳥としています。


野島で、ツグミたちは、北から渡って来てから1-2羽チラッと姿
を見せるだけで、ほとんどい付きません。不思議とこの時期になる
と、5羽ぐらいまとまって野島で採食するのです。


この時期を過ぎると、あっという間に1羽も居なくなります。まあ、
冬鳥が春告げ鳥というのもおかしいのですが、野島で冬と春をは
っきり分ける鳥がツグミであります。



野島水路の道路問題の中間総括についてはここをクリックしてください。
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のらくら鳥見日記
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