雪がちらつく天気が続き、久し振りに、雨と雪の合間を縫って、森
と野島に出かけました。何せ歩かないと体力がすぐ落ちてしまい
ます。
自宅周りでは、シジュウカラが「春だ・春だ」と騒ぎだしました。

森では、春のトップランナー、ネコヤナギが芽を出し始めました。

森では、鳥の出が少なく、アオジ君にお会いしました。衣替えも終
わり、故郷へ帰る体力をつけています。
本日ウグイスの囀りを初めて聞きました。先週ぐらいに初鳴きをし
ていると思います。

森から野島へ転身。カモもかなり減って来ています。かなりの
水鳥が北帰行を始めています。
いつもの、左足を使えないイソシシギさんが登場。元気です。

野島水路で、春の到来を告げる鳥・というか冬を連れて帰り、春
を呼び込むのは、このツグミ君であります。

カモとカイツブリ達は、早ければ1月頃より北帰行を始めます。
歯が抜けるように数が減り、5月までに全ていなくなります。

野島での、春告鳥は、多分ウグイスだと思うのですが、私はどちら
かというと北帰行を始めるツグミを春告鳥としています。

野島で、ツグミたちは、北から渡って来てから1-2羽チラッと姿
を見せるだけで、ほとんどい付きません。不思議とこの時期になる
と、5羽ぐらいまとまって野島で採食するのです。

この時期を過ぎると、あっという間に1羽も居なくなります。まあ、
冬鳥が春告げ鳥というのもおかしいのですが、野島で冬と春をは
っきり分ける鳥がツグミであります。

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